こちらのお写真は、横浜・八景島シーパラダイス。みなさんお馴染みのスポットかと思います^^
名前にもありますように、横浜市の最南端に位置する金沢区に立地しています。金沢区には金沢漁港という漁港があり、昔から海苔養殖が盛んだった場所で、今でも海苔やわかめ、沖で獲れた穴子などのお魚を出荷しています。
そんな金沢漁港では、「横浜ブルーカーボン(*)」の取り組みで、ちょうど写真中央左側のあたりでコンブが養殖されています。コンブは、二酸化炭素を吸収するパワーがスギ林のおよそ5倍もあると研究されており、地球温暖化から海を守る秘密兵器として世界から注目されています。実際に金沢漁港にも多くの方々が見学に来ているそうです。
今回、漁港を案内してくださったのは、「里海イニシアティブ」の富本龍徳(とみもと たつのり)さんです。
以前もRCE横浜若者連盟のインタビュー企画にご登場いただきました。私たち2019年度の代は初めてお会いしましたが、とてもお優しい方で様々なことを教えてくださいました。また、富本さんの思いとして、コンブが海も人もハッピーにできる存在であることをたくさんの人に知ってもらいたいとおっしゃっていました。
年々、海水温が上がっているそうで、コンブの種付の時期が遅れているようです。
コンブは短期間でぐんぐんと成長するので、すぐに美味しくいただくことが出来ます。
金沢漁港でも、横浜老舗の名店「霧笛楼」のシェフの方とコラボして横浜産コンブを使ったお料理が作られたりしているそうです!
つくる責任、つかう責任がまさに実践されている横浜のプロジェクトです。
**「横浜ブルーカーボン」とは?**
横浜で行う、海の生き物を活用した温暖化対策プロジェクトのことです。
海藻などの海に住む生き物によって吸収される炭素のことをブルーカーボンと言います。地上での森の役割と同じように海中では海の生き物がCO2の吸収や削減に貢献しています。