「横浜環境活動賞・ヨコハマ温暖化対策賞 表彰式」 見学レポート!

表彰式会場の様子 @横浜市長公舎
表彰式会場の様子 @横浜市長公舎

RCE横浜若者連盟は令和元年6月13日(木)横浜市長公舎にて行われた「第26回横浜環境活動賞・ヨコハマ温暖化対策賞表彰式」を見学してきました。

 

会場とされた横浜市長公舎には初めて訪れたのですが、昭和2年築の洋館と平成元年築の集会棟の2棟からなっているそうで、歴史を感じる厳かな雰囲気に、少し緊張しました。

 

 表彰式では第26回横浜環境活動賞の表彰状授与の後、横浜環境活動賞大賞・特別賞受賞者の挨拶、横浜環境活動賞審査委員会委員長からの講評がありました。続いて、ヨコハマ温暖化対策賞の表彰状授与が行われ、受賞者代表の挨拶がありまして、小林副市長からの祝辞のあと、記念撮影を行い閉会しました。その後、少しの休憩を挟み各受賞者によるポスターセッションが行われました。

 

 受賞者の皆さんは、式が始まる前は緊張した面持ちでしたが、式が始まると笑顔を浮かべて取組の経緯等を話しており、またそれを聞く参加者からも笑顔が見えて、と終始和やかなムードでした。自分も類に違わず当初持っていた緊張を和らげることができました。

 

 戸川横浜環境活動賞審査委員会委員長の講評では、昨今話題のSDGsを用いて受賞者の特徴を説明されていました。今年の受賞者の特徴は「環境×何か(他の分野の活動)」という形で、SDGsの特徴である掛け算が取り入れられた形の活動であり、市民の部で大賞を受賞した「特定非営利活動法人 森ノオト」では“環境×情報発信”、企業の部で大賞を受賞した「株式会社太陽住建」では“環境×福祉”、児童の部で大賞を受賞した「幸ケ谷小学校」では“海(環境)×教育×パートナーシップ”、生物多様性特別賞並びに市民の部実践賞を受賞した「横浜自然観察の森 友の会」では“環境×パートナーシップ”など、環境と環境以外の分野の活動を合わせて行うことで、複合的に課題解決に取り組んでいるというものでした。

 

これを私たちRCE横浜若者連盟の活動に照らし合わせてみると、私たちの活動は今まで“環境×パートナーシップ”でやってきていたと気づきました。昔と違い今は環境から少し離れた分野での活動も行っていますが、改めて複数の事象がかけ合わさってできる活動というものの大切さに気付かされました。

 

ポスターセッションは開放的な雰囲気で、それぞれが自分の興味のある活動のパネルに向かって話を聞いていました。この光景を見て、ポスターセッションにより各々の活動が周囲からどのようにとらえられているのか再確認する意味もあると思いました。自分たちの活動に対する周りの評価はなかなか認識しづらいものだと、私自身が自分たちの活動から感じています。また、受賞者の皆さんはそれぞれの活動分野の専門家同士ということもあり、新たな活動創出への足掛かりになっていると思いました。また、受賞者との話から若者がどんどん少なくなっている現状を再確認しました。

 

私たちは、人と人とをつなぐネットワーク団体でありたいと思っています。横浜の学生に場所だけの横浜ではなく、「こんな人もいるのだ」という横浜で活動する人の魅力を伝えるとともに、より一層のパートナーシップを目指して活動していきます。

横浜市長公舎(車寄せ)
横浜市長公舎(車寄せ)